ゆうあいの歴史と歩み

「おしまコロニー」から
「ゆうあい」へ

この半世紀、私どもは「おしまコロニー」と称してきました。このよび名が、いつ、誰によって、なぜそう呼ばれるようになったのか、経緯ははっきりとしていません。いつしか自然に定着し、自らも名乗ってきたのが「おしまコロニー」という呼び名です。

しかし、この度私たちは慣れ親しんできた「おしまコロニー」の名称を、「ゆうあい」と変更することにいたしました。

ゆうあいの歴史

ゆうあいの歴史は、昭和42年(1967年)に開設された知的障害児施設おしま学園から始まります。
しかし、そのルーツをたどるには、昭和28年に誕生した七重浜保育園(現七重浜こども園)までさかのぼる必要があります。
障がいを持つ子どもたちやその家族の窮状を目の当たりにして生まれた、「ともに生き、ともに育っていこう」という思い。
それが「侑愛会」のはじまりでした。

沿革

障がいのある方たちの生涯にわたって必要とされる環境や、支援のあり方を必死に考え、その実現のために多くの事業や取り組みの更新をしてきました。

これからも、時々のライフステージに必要とされる医療や教育、自閉症、地域生活など、さまざまな分野においてハードとソフト、両面の充実を目指していきます。

  • 昭和22年(1947年)5月大場茂俊、精華育英会継承
  • 昭和28年(1953年)9月七重浜保育園開設
  • 昭和38年(1963年)6月社会福祉法人侑愛会設立(理事長大場茂俊)
  • 昭和42年(1967年)10月おしま学園(ゆうあいの郷)開設
  • 昭和43年(1968年)1月新生園開設
  • 昭和43年(1968年)10月明生園開設
  • 昭和46年(1971年)7月はまなす寮開設
  • 昭和49年(1974年)12月学校法人ゆうあい学園設立(理事長大場茂俊)
  • 昭和50年(1975年)1月函館青年寮開設(通所部併設)
  • 昭和50年(1975年)2月母子訓練センター完成
  • 昭和50年(1975年)4月ゆうあい幼稚園開校
  • 昭和50年(1975年)8月つくしんぼ学級開設
  • 昭和51年(1976年)10月侑愛荘開設
  • 昭和53年(1978年)4月ゆうあい養護学校高等部開校(平成21年閉校)
  • 昭和53年(1978年)5月第二おしま学園開設
  • 昭和60年(1985年)4月おしま地域療育センター開設(診療所併設)
  • 平成3年(1991年)10月エリックショプラー博士来訪、特別セミナー開催
  • 平成6年(1994年)10月第一回福祉セミナー開催
  • 平成9年(1997年)10月おしま学園(ゆうあいの郷)開設30周年(記念事業実施)
  • 平成10年(1998年)4月大場公孝、第二代理事長就任
  • 平成10年(1998年)4月大場茂俊逝去
  • 平成11年(1999年)4月職員倫理綱領、行動基準明文化
  • 平成11年(1999年)10月ぱすてる開設
  • 平成12年(2000年)4月オンブズマン制度導入(おしま学園)、苦情解決制度導入
  • 平成13年(2001年)4月あおいそら開設
  • 平成18年(2006年)4月リスクマネジメント委員会設置
  • 平成20年(2008年)4月第一期法人運営・経営三か年計画策定
  • 平成24年(2012年)4月障害者自立支援法に基づく新体系移行完了
  • 平成29年(2017年)10月おしま学園(ゆうあいの郷)開設50周年(記念事業実施)
  • 平成29年(2017年)10月「おしまコロニ」ーから「ゆうあい」へ呼び名変更