インタビューレポート

山口さん

インタビュー回答者

道南法律事務所 弁護士

佐藤 憲一 氏

1976年、函館市東川町に道南法律事務所を開設。企業や各種団体、市民からの多種多様な法的ニーズに対応している。「おしま学園・侑愛荘障害児者福祉オンブズマン会議」議長。

オンブズマンについて

私は侑愛会が2000年に導入した「おしま学園・侑愛荘障害児者福祉オンブズマン会議」(以下、オンブズマン)に、導入当初から関わっています。
オンブズマンとは、利用者を人権侵害から守る第三者機関です。弁護士である私を含めて、学識経験者などが務めています。
オンブズマンはおしま学園と侑愛荘の利用者からの苦情を直接受け付けます。また、施設を定期的に視察し、利用者の声を聞きながら、サービスが適切に提供されているかどうかを監視します。
苦情や事故などがあった際には内容を調査し、必要に応じて調査を行います。調査の結果、利用者へのサービスが適切さを欠いている、不適切行為があった、人権侵害があった、と判断された場合には、理事長や施設長に対して事態の改善、業務内容の改善をするよう勧告します。

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私が考える「侑愛会の特長」

侑愛会は自主的にオンブズマン制度を導入しました。現在、厚生労働省は社会福祉施設に対し苦情受付係をおくよう求めていますが、侑愛会のオンブズマン導入はそれよりも前のことです。
侑愛会はオンブズマンからの勧告を常に真摯に受け止め、理事者や管理職だけでなく、職員も一緒になって改善検討をしていると感じます。
リスクは常に存在し、事故を100%防ぐことはできません。大切なのは、事故や不適切行為に対していかに対応するかです。事故による被害を最小限にとどめ、さらに、再発を防ぐために…侑愛会は組織として、利用者の安心・安全を追求しています。

侑愛会職員への期待

さらに高みを目指してもらいたいですね。例えば、3つの寮の職員が自分の寮だけでなく、全寮の利用者について個性を把握し、適切な対応ができるくらいのレベルです。
今、高齢化に伴う人手不足が深刻ですが、侑愛会はベテラン職員が新人さんをサポートし、上手に成長させる職場だと感じています。そのことを採用活動でもっとPRしたらいいと思います。
利用者には笑顔の素敵な子ども、人懐っこい方が多いです。その笑顔を原動力に、さらに笑顔あふれる施設を目指してください。