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おひさま
児童発達支援事業所
- 児童発達支援
住所:〒049-0101 北斗市追分7丁目8-8
電話:0138-84-1505
FAX:0138-48-7800
施設一覧ゆうあいの運営施設・事業
障害者支援施設
住所:〒049-0282 北斗市当別697番地
電話:0138-75-3018
FAX:0138-75-2522
障害者支援施設
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成年期以降入所系事業所の小委員会は新生園、明生園、ワークショップまるやま荘、星が丘寮、函館青年寮、侑ハウス、侑愛荘の7事業所で構成されています。
それぞれの施設に入所されている利用者の多くが、様々な疾病により何らかの薬を服用されているケースが多く、私たちの小委員会では2年に渡り投薬事故の防止をテーマに掲げ、 活動をおこなってきました。
投薬事故はほぼ100%と言って良いほど、それを管理している支援者側のミスによって起こる事故です。また、投薬による事故が起きてしまった場合、利用者の身体的、精神的ダメー ジがどれほどのものになるのか予測する事は困難であり、事故によって起こる可能性のある、副作用等の大小様々な影響を考えた場合、支援者側はいかに事故を未然に防止していくかがと ても重要なテーマであり、日々注意と責任を持って管理にあたらなければなりません。
・テーマ:投薬事故の防止
ステップ1 統一した考えを持って、投薬管理を行っては?
当初小委員会では、7事業所の投薬管理法をある程度話し合った上で統一してマニュアルを作ってみては?といった方向で話し合いが進められました。
話し合いの中では様々な議論がなされ、活用できそうな意見もありましたが、それぞれの施設には、それぞれの特色があり、簡単に統一したマニュアルを作成する事はとても困難でした。
ステップ2 各施設の投薬管理マニュアルの確認
次に話し合いが進む中で現在のそれぞれの施設における投薬管理方法や与薬手順を再確認してみることにしました。 そこで各施設の投薬管理マニュアルを持ち寄り発表した所、投薬管理の共通点を見つけ効果的な手順の再確認や、逆に今まで自施設では行っていなかったような管理方法や手順を行っている 他施設の内容を聞く事で、投薬管理方法や与薬手順について見直す良い機会となりました。
ステップ3 他施設の良い所を自施設にも!
最終的に行った取り組みとして、各々の施設の投薬管理法をふまえた上で、他施設の良い所は積極的に自施設にも取り入れていく事としました。それぞれの施設の管理法の特色を残し つつも、その様な改善を行うことにより、投薬管理法がより洗練されリスクの増大を押さえる事ができたのではないかと思います。
2年間の取り組みをおこなった事により、各施設それぞれが今後の投薬管理法について一定程度ヒントを得ることができたように思います。今後も投薬事故は起こしてはいけない 事故だからこそ、現在のマニュアルや管理法を常に見直し、その時の状況に合った管理をおこなっていかなければなりません。
投薬事故の防止というテーマでの活動は今回で終了となりますが、今後も研鑽を積み重ね日々の支援に従事していきます。
このグループは、3つの保育所と、幼稚園、幼児の通園施設、児童ディサービスの6箇所つまり、利用されている方のほとんどは、就学前の幼児です。全施設の利用園児の人数を合わ せると500名近くなり、大きな事故は少ないのですが、軽微な事故は毎日のように起こっているのが現状です。
三大事故は、次の通りです。
1)転倒
2)衝突(これは、子ども同士もありますが、物にぶつかるケースもある)
3)他傷(子ども同士のトラブルから相手を叩いてしまったりするケース)
その背景には、
年齢からくる、身体の発達の未熟さ
・歩き方、走り方が未熟で転倒しやすい
・予測して行動することが十分でなく、くぐりきれずにぶつかったり、飛び降りられると思って、転倒したりということが起きやすい
・周囲を注意して行動できず、つまづいたり、ぶつかったりしやすい
やりとりの力の未熟さ
・交渉の力が未熟で、直接的行動に出やすい
という、幼児期特有の原因もありますが、
支援者の注意力不足、リスク管理の不十分さ、慣れ、連携不足
による、事故も多く発生していると考えられます。
私たちは、特にこの部分に注目し、予測の難しい動きの活発な子どもたちが、安全に十分身体を使って(様々な経験の中で、身体の使い方は上達する)、かつ楽しく過ごせる環境作りができるか、 毎回各園の取り組み、起こった事故に対する対策を報告し合い、それを各園に持ち帰り、職員間で話題にすることにより、全職員の意識の向上に努めています。
今までに、
・園児が遊ぶ前に施設内をチェックするための、チェックリストについて
・季節ごとに起こりやすくなる事故について
夏場は、薄着になるのでけがが増える。
また水遊び中は、皮膚がふやけて傷が深くなりやすい等
冬場は、事故よりも感染症対策について、玩具や施設の消毒の方法等
・気づきメモや、ヒヤリハット報告を多く出してもらう工夫について
などの話題が出ています。これから迎える、年度変わりは、卒園児は新しい環境への期待や不安から、落ち着きがなくなります。 同時に多くの新入園児を迎え、また一から環境を見直さなくてはならない時期です。
各園の取り組みを参考にしながら、 ご家族が安心してお子さんを預けられる環境設定を目指していきたいと考えています。
(2011年4月 小委員会)