リスクマネジメントの取り組み

おしま地域療育センター (2012年4月)

 

おしま地域療育センターの気づきメモの取り組みから

 

「おしま地域療育センター」は、北海道の南部、渡島・檜山管内の早期診断療育機関として昭和60年4月に開設されました。 発達上の問題に対し、一人ひとりに合った適切な療育の実施によって困難の軽減と予後の改善を図っていきます。 発達評価・相談、理学療法、作業療法、言語聴覚療法、児童デイサービス等を行い、地域の関係機関・人的資源とも連携し総合的な在宅援助をめざしています。

 

これまでの取り組みから

 3年前までは、職員の意識が低かったため気づきメモの提出が多くありませんでした。その反省より、平成22年度から職員一人ひとりの気づきメモへの意識向上、 営繕係からの気づきメモの提出、毎月の職員会議後全職員で一部屋ずつチェックして気づきメモを提出する等の工夫を行いました。 平成22年度・23年度の気づきメモの提出数はグラフの通りです。

22年度23年度気づきメモ提出件数グラフ

 

 1職員5枚の提出として、平成22年度は87,5%、平成23年度は100%の提出でした。3年前と比べて気づきメモの提出が多かったということは、 それまでは、改善すべき点をたくさん見逃していた可能性があったかもしれず、反省しなければなりません。 平成24年度も事故がおきる前の気づきを大切に、利用者の皆様のヒヤリハット・事故を防ぐ努力をしていきたいと思います。

 

(2012年4月 おしま地域療育センター)

※気づきメモとは、事故やヒヤリハットに至る前に日常に潜んでいる危険に気づき、予想される事故に対して事前に対応をすることで、大きな事故を未然に防ぐ事を目的とされています。