【7/6実施】令和6年度南北海道知的障がい福祉協会特別研修Ⅰ、 兼社会福祉法人侑愛会前期現任職員研修会を開催しました。

7月6日(土)、北斗市の七重浜住民センターれいんぼーで令和6年度南北海道知的障がい福祉協会特別研修Ⅰ、 兼社会福祉法人侑愛会前期現任職員研修会が開催されました。

冒頭、明生園の神林職員と熊谷職員より「能登半島地震災害における応援派遣報告」がされました。現地で撮った写真をスライドで紹介しながら、気持ちの込もった活動の報告をしてくださいました。被災地のリアルな状況が窺い知ることのできる優れた内容でした。

講演は、香川大学教育学部教授の坂井聡氏が遠路はるばる北海道までお越しくださって「重度知的障害の方々の意思決定について」という題でお話しくださいました。坂井氏は、法人が主催する自閉症支援のためのワークショップのトレーナーを過去にお務めになってくださるなど、永くお付き合いをさせていただいております。

「障害や自立について」、「社会モデルや合理的配慮について」などのテーマから、私たちの仕事でいかにコミュニケーションを支えることのできるハートやスキルを持つことが大切なことについてまで、関西弁でユーモアのある語り口で100名近くの参加者を魅了しました。

実践報告では、クッキーハウスの佐々木課長補佐より「作業における援助要求を引き出す取り組み」、あおいそらの岩崎氏より「相談支援における自閉症の方へのコミュニケーションのサポートについて」という内容で優れた発表があり、坂井氏から講評をいただきました。