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侑愛会からのお知らせ
きっと役に立つ、ゆうあいのイベント情報やニュースをお届けします
12月8日のNHK全国ニュースのなかで、当法人が運営する事業所に関して報道があり、その後も同じ内容の報道がNHKで放映されたほか、新聞などでも同様の報道が続いております。
すでに12月9日付けのコメントでお伝えしましたが、当該事業所と法人に労働基準監督署の立入検査が入り、職員の時間外勤務に手当の未支給が確認されました。その後、労働基準監督署の指導のもとで、未支給手当の追加支給を含め、対応を終えております。
報道では、時間外勤務のすべてについて手当が未支給だったように伝えられていますが、実際には、職員から時間外勤務申請があったものについてはその都度、手当の支給をおこなっております。しかしコミュニケーション不全が原因となり、申請がなされなかった時間外勤務があったことは事実であります。漏れについて把握をし、追加で時間外手当の支給をおこない、是正報告書を労働基準監督署に提出致しました。また報道は、管理職が故意に時間外勤務申請をさせなかったという印象を与えるものでしたが、その事実は認められませんでした。
労務管理に不徹底があったことは率直に認めなければならないと考えております。対象となった職員をはじめ、すべての職員にお詫びを申し上げます。現在、法人全体で時間外勤務の把握と手当の支給、休憩の適正な取得について点検をおこない、必要な対応を進めているところです。
職員からのハラスメントの訴えがあがっていることも報道で取りあげられておりました。報道では、ハラスメントがおこなわれたために大量の職員が退職したとされていますが、法人では退職者との個別面談を実施して退職理由を確認しており、その結果、退職者の退職理由のすべてが報道されていることが原因ではありませんでした。
また報道はハラスメントの訴えに対して法人と当該事業所が何も対応していないような印象を与える内容になっておりますが、報道で取り上げられているアンケートを受け取った直後から、職員及び管理職への面談、聴き取り等を実施しております。同調査の過程で、双方向のコミュニケーション不全、双方に不適切な対応が認められました。
なお、私たち法人が把握し、認識していることと一部異なる報道がなされたことについて、NHKに書面をもって遺憾の意を表したことを付言しておきたいと思います。
さて、しかし、前記の職員からのアンケートがほぼすべて匿名での記載であり、伝聞に基づく記載が多かったため、法人としてこれまで有効な事実確認ができなかったことから、事業所内のコミュニケーション不全の問題と認識し、当該事業所の職員、管理職と面談による聞き取り調査を通してコミュニケーションの改善の方途を探って参りましたが、聞き取り調査の過程で職員から伝えられた思いを受けとめ、まずはハラスメントについて毅然とした姿勢で臨み、事実確認を進める対応を曖昧にしたことで、事態の混迷をさらに深めさせる結果になったことを、法人として猛省しているところです。今後改めて第三者によるアンケート内容の精査とハラスメントの訴えに関する事実確認を進めていくこととしたいと考えております。事業所内のコミュニケーション不全は法人及び施設のガバナンスが浸透していない結果であると考え、どなたに対しても明確に説明できる方法で、この問題に対応して参ります。同時に、法人全体のハラスメント防止徹底を含むガバナンスの再点検、各事業所の運営に責任をもつ管理職のマネジメント力の強化・育成に努めて参ります。
今回の一連の報道で、侑愛会の福祉サービスを利用される方々、そのご家族、職員の皆さん、関係する多くの方々に多大なるご心配をお掛けしていることを重ねてお詫び申し上げます。私たちへの信頼を取り戻すために、ハラスメントは決して許さないという決意を法人内で徹底させ、職員の人権、利用者の人権を守る努力を重ねて参りますので、皆さまのご理解、ご協力を心よりお願い申し上げます。
2024(令和6)年12月13日
社会福祉法人侑愛会 理事長 大場公孝