【5/31～6/2実施】諏訪利明氏コンサルテーションについて

川崎医療福祉大学の諏訪利明先生にお越しいただき、日頃の実践に対するアドバイスをいただきました。対象の事業所はつくしんぼ学級、おしま学園、ねお・はろう、星が丘寮、ワークショップはこだて、函館青年寮、函館青年寮通所部の7事業所です。

例年、年に3回実施しており、今回のコンサルテーションは、今年度一回目となります。コロナ禍中の3年間は、感染症の影響を鑑みて対面での実施を制限し、Zoomを活用してオンラインでおこなっていました。このたび、地域の感染状況を踏まえて感染症対策を十分におこなった上であれば対面開催は可能と考え、諏訪先生に来函していただきました。

コロナ禍前までは、一つひとつ事業所を回り、その場で支援の検討をしていました。今年は一つの事業所のなかで完結させず、法人全体のものとして諏訪先生のアドバイスを共有できるように、オンラインを活用したハイブリッド形式としています。

諏訪先生の豊富な知識とご経験に基づくアドバイスは、支援の技術だけでなく、生活全体に目を向けることの大切さを学ぶことのできる貴重な内容でした。利用者の方たちのQOL（生活の質）の向上にも繋がるものと確信しております。

6月14日～16日には、自閉症eサービスの中山清司先生にお越しいただき、同様に、より良い支援のための協議検討を行います。中山先生によるコンサルテーションは、ワークセンターほくと、クッキーハウス、サポートカーム、サポートすばる、新生園、明生園、ワークショップまるやま荘の7事業所が参加します。

 

ゆうあいの人材育成プログラムでは、座学（自閉症支援基礎研修）による学びだけでなく、実技演習が含まれるワークショップの受講や、コンサルテーションの参加など、実践を通し、自閉症支援に必要なアセスメントの視点を学んでいきます。

職員それぞれの専門性を高め、自閉症の方々へ根拠のあるサポート体制を法人全体で整備していくことを目的としています。