【5/22～24実施】諏訪利明氏による自閉症支援コンサルテーションについて

川崎医療福祉大学の諏訪利明先生にお越しいただき、日頃の実践に対するアドバイスをいただきました。年3回実施、今回のコンサルテーションは今年度一回目となります。

対象の事業所はつくしんぼ学級、おしま学園、ねお・はろう、星が丘寮、ワークショップはこだて、函館青年寮、函館青年寮通所部の7事業所です。

 

おしま学園では、新しい試みとして、実践形式のミニワークショップを行いました。

事前に録画した検査場面を見ながら、一つひとつ丁寧に障害特性と学習スタイルを整理し、その場でスケジュールやワークシステムといった支援ツールを作成します。作成したツールを、コトレーナーであるおしま学園の利用児に使っていただき、ツールの導入手順のほか、事前の評価が適しているかを確認し、諏訪先生より助言をいただきました。この取り組みは、1年を通して行う予定です。

 

3日目には、諏訪利明先生による新氷山モデルについての講義がありました。前半の座学のあと、架空事例を参考に、実際にフレームワークをもとに検討する構成となっています。後半の時間は、4つのグループに分かれ、ディスカッションをし、それぞれの検討内容を発表しました。

 

昨年に引き続き、法人全体で諏訪先生のアドバイスを共有できるように、オンラインを活用したハイブリッド形式としています。

6月27日～28日には、自閉症eサービスの中山清司先生にお越しいただき、同様に、より良い支援のための協議検討を行います。中山先生によるコンサルテーションは、ワークセンターほくと、クッキーハウス、サポートカーム、サポートすばる、新生園、明生園、ワークショップまるやま荘の7事業所が参加します。