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2024年09月11日
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【8/29-30実施】ゆうあい「職業体験」を開催しました!

この「職業体験」は、卒業年度ではない大学3年生などを対象に法人が主催するイベントです。

マイナビさんなどを通じて募集、弘前大学から1名が参加してくださいました。「職業体験」は、学生さんファーストの視点で内容を考えます。

現場の仕事体験だけで無く、若手スタッフとの交流、他の事業所見学などの機会も提供します。事前に学生さんの希望やニーズを聴き取り、それに添うような企画を意識しています。

参加した学生さんの声を抜粋してご紹介します。

今回の職業体験では、「つくしんぼ学級」での体験及び見学と、「ワークショップはこだて」、「サポートすばる」、「侑愛荘」の見学をさせていただいたのですが、全ての施設において利用者の方一人ひとりに寄り添った工夫が凝らされていると感じました。いたるところに職員の方が手作りした支援道具が備わっており、中には昔から使い続けているものから、導入したばかりの新しい支援道具まで存在し、現状に満足することなく、常により良い支援、より良い環境を目指し続けている姿が印象的でした。また、日常生活の中で利用者の方々のストレスになっていることや、新たに挑戦できそうなことにいち早く気づく職員の方々の観察力の高さにも驚きました。  

法人内で完結した支援を行うことも可能でありながら、外部機関との積極的な連携や外に出向いての支援など、地域と法人の間に壁を作らない取り組みを進められており、利用者の方々は勿論、地域で暮らす障がいを持つ方々も安心して生活できる地域づくりを目指す姿勢に感銘を受けました。

 「つくしんぼ学級」では、実際に学級に入って子どもたちと触れ合う機会をいただきました。私は小さい子どもと関わる経験もほとんどなかったためとても緊張していたのですが、職員の方々や子どもたちが笑顔で迎え入れて下さったおかげですぐに緊張がほぐれ、全身が筋肉痛になるほど全力で、楽しく職業体験をすることができました。体験をする中で、「つくしんぼ学級」の子どもたちは、自分の気持ちを言葉で伝えられなくても、職員の手を掴んで取ってほしいものを示したり、全身を使って自分の気持ちを伝えようとしたりと、言葉以外のコミュニケーション方法を学び、使いこなしているように思いました。職員の方々の説明から、このような、子どもたちが「コミュニケーションを取ること」に対して前向きになれる環境は、細かなスケジュールの作成や職員同士の連携、子どもたちの視点に立って支援を考える想像力などによって形成されていることを知り、職員も子どもたちと共に成長していける職場であると感じました。 さらに、プログラムの中では、自分と年齢の近い職員の方のお話も伺うことができました。自身が抱いていた不安や疑問点を解決していただいただけでなく、ワークライフバランスや大学時代の就職活動についてもお聞きすることができ、非常に勉強になりました。

2日目のプログラム終了後には、私の希望から「ハーベスト」に寄り道までしていただき、とてもおいしいパンやクッキーを購入することができました。さらに、お土産として自分の名前が入ったコースターやストラップまでいただき、愛にあふれた法人であると感じました。

2日間のプログラムを通して様々な職員の方からお話を伺い、年次に関わらず自分の意見を伝えられる職場環境であることや、大きい法人だからこそ様々な経験を積むことができる、といった非常に多くの魅力を知ることができました。

私は現在福祉系以外の大学に通っており、福祉の専門知識がほとんどない状態での参加だったのですが、職員の方々が基本的な部分から丁寧に教えて下さったおかげで、貴法人の事業内容に対する理解が深まっただけでなく、日本における障がい者福祉の現状や障害特性及び必要とされる支援など、幅広い知識を身につけることができました。今回の職業体験を通して様々な人の温もりに触れさせていただき、障がい者福祉に関わる仕事に就きたいという思いがより一層強くなりました。  

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